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亜ヒャブログ

北関東・会社員・車いすユーザー・生活・考えたこと

『私の分も頑張って』と闘う

記憶

結果不振選手批判はブラック企業の論理 - 為末大学 - ソチ五輪2014 : nikkansports.com

 

『私の分も頑張って』もよく作文で書くよう仕向けられたことばでした。運動会、マラソン大会など私が出られないイベントが学校であった後の作文で、『クラスのみんなが一斉にスタートしました。私は、「頑張れー。私の分も頑張って。」と叫びました』という一文は今でも一字一句思い出せるほどのテンプレートでした。

 

上手い下手、出来不出来はともかく、クラスの子たちが競技を終えてそれぞれやり遂げた感を醸し出している。その場に一緒に混ざれないことは、当時の私にとって本当にストレスでした。みんなを応援する気持ちは全くないわけではありませんでしたが、それよりも私だってみんなと同じようにやりたい、やり遂げたらどんな気持ちになるのか知りたいという欲求のほうがはるかに上回っていました。

 

また、イベントのためにみんなが毎日練習を積み重ねていく現場に見学という形で立ち会うのもストレスでした。一人だけ体力的に辛い思いもせずただみんなの練習を見ているだけ。それがある意味辛かったです。今なら「私は運動会には参加できないけど何か自分にできる役目を務めたい」と先生に相談することができたでしょうが、それを先生に切り出す機転もそれを許す母の隙もありませんでした。その結果が『私もやりたい』ではなく『私の分も頑張って』となって作文に残ったのです。ちなみに実際には叫んでいません。捏造です。

さと子の日記

さと子の日記

 

この日記の中では、さと子ちゃんがドクターストップのため学校の体育の授業を見学せざるをえなかったこと、自分も走りたいなあと思っていたことなどが率直に綴られています。正直に書いたことがそのまま世に出てよかったなあと個人的には思っています。

 

『足りないリソースを気持ちで補わせる』ことの表現が私にとってはあの作文の一文であり、ああうちの親子関係ってブラックだったんだなあとことばにできただけで何かすっきりした感じです。